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  1. 光市議会 1994-11-08
    1994.11.08 平成6年第5回臨時会(第1日目) 本文


    取得元: 光市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-10-05
    1994.11.08 : 平成6年第5回臨時会(第1日目) 本文 ( 61 発言中 0 件ヒット) ▼最初の箇所へ(全 0 箇所) - この発言をダウンロード - 全発言をダウンロードヒット箇所をクリックすると、次のヒット箇所へジャンプします。 :                  午前10時00分開会   開  会 ◯議長(田中 虎男君) おはようございます。ただいまから、平成6年第5回光市議会臨時会を開会いたします。        ────────────・────・────────────   開  議 ◯議長(田中 虎男君) 直ちに本日の会議を開きます。        ────────────・────・────────────   議事日程 ◯議長(田中 虎男君) 本日の議事日程は、お手元に配付いたしておりますとおりでございます。        ────────────・────・────────────   日程第1.会議録署名議員の指名 ◯議長(田中 虎男君) 日程第1、会議録署名議員の指名を行います。  本日の会議録署名議員は、守田議員大木議員藤田議員、以上3名の方を指名いたします。  議事参与員は、お手元に配付いたしておりますとおりでございますので、御了承願います。        ────────────・────・────────────   日程第2.会期の決定
    ◯議長(田中 虎男君) 日程第2、会期の決定を議題といたします。  お諮りいたします。このたびの臨時会の会期は、きょう1日といたしたいと思います。これに御異議ございませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(田中 虎男君) 御異議なしと認めます。よって、このたびの臨時会の会期は、きょう1日と決しました。        ────────────・────・────────────   日程第3.認定第1号〜認定8号 ◯議長(田中 虎男君) 次に、日程第3、認定第1号から認定第8号までを一括議題といたします。  これらの事件について提出者の説明を求めます。水木市長。 ◯市長(水木 英夫君) みなさん、おはようございます。  認定第1号から認定第8号までは、平成5年度光市一般会計及び特別会計決算認定についてお諮りするものでございます。これら各会計の決算につきましては、監査委員の審査に付しておりましたところ、別冊意見書のとおり送付を受けましたので議会の認定に付するものでございます。  平成5年度は、市制施行50周年という記念すべき節目の年に当たり、ふるさと光市が着実に次世代に向けて発展するよう、あすへの受け継ぐアメニティ・タウン光を合言葉に総合計画のイレブン・プロジェクトを軸にいたしまして、景気対策若者定住対策などに配慮しながら積極的に事業の推進を図ってきたところでございます。  特に長年の懸案事項でありました総合体育館や西部憩いの家の完成などによりまして、さらには下水道も供用開始面積が46%になるなど基盤的な公共施設の整備が大きく前進いたしました。  また、市民の協力のもとに多くの工夫を凝らした記念行事を通じ、市民こぞって50周年を祝うことができたこと。さらには3度にわたる国の経済対策に呼応した予算追加によるかつてない予算規模の景気対策を講じたことなど、一定の成果を上げ得たものと考えております。  また、梅雨以降の集中豪雨により大変な被害も出しましたが、関係者の皆さんの御協力によりまして復旧が進んでおります。この場をお借りして御礼を申し上げるものでございます。  さて、決算の内容につきましては、決算書並び附属資料に記載のとおりでございます。一般会計におきましては、歳入歳出差引残高約5億8,600万円となり、実質収支では、約3億7,100万円の黒字となっております。黒字の要因といたしましては、当初予算額と比較して歳入面で市税で約1億7,700万円、地方交付税で約5,900万円などの増収があったこと。また歳出面では、新年度財源として予備費に留保した約1億2,900万円のほか、各費目にわたる不用額約1億2,000万円があったことによるものでございます。これらの剰余金の処分につきましては、さきの6月定例会でお諮りしましたように平成6年度の当初予算の財源として充当いたしました2億円を差し引いた約1億7,100万円を補正財源の一部として充当いたしております。  以上、皆様方の御理解と御協力によりまして、ほぼ順当な決算状況となっておりますが、累増する市債残高や一部に明るさが見えてきたとはいいながら、依然として景気が低迷する中で国、地方を通じて厳しい財政運営を余儀なくされており、今後とも健全財政に留意しつつ、効率的な事業の推進に努めていくことが必要であろうかと考えております。  この上とものお力添えを賜りますようお願いを申し上げます。 ◯議長(田中 虎男君) 続いて補足説明を求めます。鈴木企画調整部長◯企画調整部長(鈴木 正道君) 認定第1号から認定第8号までの平成5年度光市一般会計及び特別会計決算認定について市長説明を補足させていただきます。  なお、説明の際に決算数値につきましては、端数を整理して申し上げますのでよろしくお願いを申し上げます。  決算書の1ページをお願いいたします。  まず、認定第1号でございますが、一般会計の決算につきましては、この表のとおり、また、ただいまの市長説明のとおり5億8,600万円の形式黒字となっております。また、認定第2号から認定第8号までの7つの特別会計につきましては、合わせまして約1億8,600万円の黒字でございます。  まず、一般会計から御説明申し上げます。次のページをお願いいたします。  歳入でございますが、まず、調定額に対します不納欠損額につきまして4ページの一番下の欄に合計額がございます。1,409万円となっておりまして、これの主なものは市税と住宅使用料でございます。審査意見書にこれが分析されておりますが、意見書の19ページをお願いをいたします。  19ページの下段の表の一番下の合計欄でございますが、1,256万円が市税の不納欠損額の要因別の表でございます。  それから、住宅使用料につきましては、25ページ──これも下の表でございますが、137万円となっておりまして、いずれも時効の成立などの要因によるものでございます。  次に、決算書に戻っていただきまして、4ページでございますが、収入未済額についてでございます。一番下の欄で総額が13億3,449万円となっております。これは例年に比べまして大幅な増加となっておりますが、これは災害や経済対策に伴う事業費の追加によりまして事業の繰越明許が道路や住宅建てかえ、災害復旧関係費などで多額に上ったことによるものでございます。  3ページの国庫支出金でございまして、これで6億7,763万円、4ページの市債で3億7,430万円などがその主なものでございます。  なお、市税にかかる収入未済につきましては、2ページの一番上の起債でございますが、1億7,320万円ございます。また市税の収納率は決算審査参考資料の1ページに記載しておりますが、収納率で97.6%になっております。これは前年度の98%を0.4ポイント下回っております。  税目別の収納率につきましては、主要施策の成果──別冊でございますが、9ページの表にございますように合計欄で滞納繰越分を除いた現年度課税分、A分のDの欄でございますが、99.1%となっております。  また、同じく106ページのちょっと飛びますが──106ページの下の表にありますように住宅使用料で3,751万円、このうち現年度分が約700万円でございますが、これが収入未済額となっております。  次に、決算書の5ページから歳出について申し上げます。  7ページでございますが、一番下の合計欄で予算現額に対します不用額が2億4,902万円。その主なものは、総務費の1,275万円、民生費の2,327万円、農林水産業費の1,135万円、土木費の2,516万円、教育費の1,967万円及び予備費の1億2,920万円などでございます。このうち予備費につきましては、市長説明のとおり、平成6年度への繰越財源として留保したものでございます。  以下、歳入歳出の細部につきましては、決算書の28ページ以降に記載しておりますが、これらの事業成果につきましては、別冊の主要施策の成果、また補足資料といたしまして、参考資料を添付しておりますので御参照をいただきたいと存じます。  次に、特別会計について申し上げます。決算書の331ページをお願いいたします。  まず、国民健康保険特別会計につきましては、この表のとおり5,160万円の黒字となっております。これは主として歳出で医療費の伸びが下回ったことによるものでございます。  次に、353ページ、簡易水道特別会計につきましては14万円の黒字でございます。  次は、359ページ、競艇事業特別会計では一般会計に1億5,000万円を繰り出すとともに3,065万円の黒字となっております。入場人員は前年度に比べ横ばい、発売収入では23%の増加となっております。発売収入の増加は、呉場外設置によるものでございます。  次に、367ページ、同和対策住宅新築資金等貸付特別会計につきましては、貸付実績はなく163万円の黒字となっております。  次は、375ページ、墓園特別会計では4,558万円の赤字となっております。これは主として墓園の造成工事に伴う前年度への繰上充用金によるものでございます。  なお、平成5年度に区画工事を行いました106区画につきましては、年度中に処分を完了いたしております。  次に、383ページ、下水道事業特別会計につきましては8,416万円の黒字でございますが、翌年度への繰越財源を差し引いた実質収支では2,970万円の黒字となっております。平成5年度は管渠布設約6,500メートル、整備面積約26ヘクタールなどを施工、新たに20ヘクタールが供用開始するなど、布設供用開始面積は合わせまして488ヘクタール、7,705戸となっておりまして普及率は50.3%となりました。  なお、一般会計からの繰入金は維持管理費を含め9億1,000万円となっております。  最後に395ページ、老人保健特別会計につきましては、一般会計で1億6,499万円を負担し、会計の維持に努めております。  以上で補足説明を終わらせていただきます。よろしく御審議を賜りますようお願いを申し上げます。 ◯議長(田中 虎男君) 説明は終わりました。ただいまの説明に対し、質疑がありましたら御発言願います。衛藤議員。 ◯1番(衛藤 高靖君) 決算書をいただき、また参考資料などを詳しく調べたわけではありませんけれども、若干委員会等でもお尋ねしたい項目もありますが、4点ほどお尋ねを申し上げたいと思います。  まず、市長にお伺いいたしますけれども、12年間市政を担当されて非常に御苦労さまでございます。その中できょう、実は読売新聞で市長選を前にという光市政についての記事が出ております。こうした中でもう御存じのように長く続く不況のために、全国的な問題ではありますけれども、特にここで指摘をされているのは、私ども共産党議員団も長年に渡ってこういう指摘もしてまいりましたけれども、読売新聞でも長期不況や新日鐵のリストラで企業城下町──これ光市ですが、沈滞ムードにあると。そして具体的には武田薬品工業光工場と並び市経済の屋台骨が新日鐵光製鉄所、市内約2,000事業所のほとんどが新日鐵に関係を持ち、新日鐵がくしゃみをすれば肺炎を起こすと、こういうようなことが書かれておりますし、また市財政についても──非常に厳しい状況が続いて昭和61年度の水準に戻っているというようなことが指摘をされております。  こういった中で、市長これまでの12年間でいろいろ議会でも取り上げてまいりましたけれども、この新聞にもありますように光市は企業城下町だと、こういうふうな指摘をされてるわけです。私どもは、あくまでやっぱり市民本位の市政をと、大企業優先、優遇の市政を改めるべきだというふうな指摘をしてきたわけですが、財政面においても現在こういうふうな状況に陥っているということはだれの目にも明らかなことだと思います。そうした中でこれから水木市長、今までの経験を踏まえてどのような方向に光市政を向けてほしいと望まれているのか、その1点をお聞きしておきたいと思いますし……。  また関連しますけれども、参考資料などに出ておりますが、2大企業分の固定資産、これはまとめて出ておるわけですけれども、2大企業の工場用地に対する固定資産の評価はどういうふうになっているのか、2点目をお尋ねをしておきたいと思います。  それから、市民相談の状況が主要施策の成果ですか、この中にも参考資料として出ておりますけれども、平成5年度で市民相談件数、その他のところで4件という数字が出ております。これは犬猫の飼育管理等に対するその何ていいますか、苦情といいますか、そういうものだったように備考欄に書いてありますけれども……。  私もこれまで担当のところにお願いをして何とか善処してほしいという要望を出してまいりましたけれども、以前では室積の附属小中の入り口周辺ですか、非常に大きな問題となってなっておりました。いわゆる野犬です。そして最近では聖光高校、幼稚園、あの周辺から高畑住宅にかけて広い範囲で大分大きい犬もおるんですけれども、ことしになって数匹がまた子供として生まれて、いわゆる手放しの状況、飼い犬じゃないと思います。そうすると聖光の幼稚園のところでは、子供たちが外に出て遊ぶわけですが、お母さんたちも非常に怖いと。これは飼い犬じゃないわけですから、恐らく予防接種などもしてないんじゃなかろうかと。事故が起きてからでは遅いと思いますし、何らかの対策が望まれるわけです。保健所等も連携しているということでありますが、あるいは捕獲器も置いてあるのを見ておりますけれども、なかなか捕獲できないと、その一つの要因には、近所の人がかわいがってえさを与えているようだということも指摘されておりますが、こういった中でこの犬、猫の飼育管理等に対する4件、どういうものであったのか。また、どういうふうに解決をされたのか。また、引き続き未解決のものがあるのか。こういうことをお聞きしておきたいと思いますし、特に、聖光の幼稚園周辺といいますとこれは子供たちの教育の場でもありますから保健所、市の担当課、そして教育委員会にも関連する項目ではなかろうかと思いますが、どういう方法をとられているのかお聞きしておきたいと思います。  それから、消防の関係ですけれども、救急活動の状況が示されております。そして、平成5年度の救急出動件数が1,230件。この中でも約50%強が急病と。件数にすれば620件というふうに出ております。  ここで先般まだ10日ぐらい前だったかと思うんですけれども、一応救急車で運んでいる最中に呼吸を停止をしたと。そして人工呼吸だとか、あるいは心臓マッサージだとか、そういうことを施して一般的にはそういう状況が、呼吸停止の状況が2時間も続くと今まで医学上も蘇生不可能と、こういうふうな判断だったそうですけれども、実際に2時間半後に呼吸が復活し、また心臓も自力で動くようになったと。奇跡だという報道、そしてその患者さんといいますか、運ばれた御本人がテレビに出られて「もう私はだめだというのが耳に聞こえた」と、これが事実かどうかというのは別問題として、2時間半を経過しながら生き返ったという指摘はどうかと思いますが、蘇生できたということです。これにはやはり救急車での病院までの搬送の時点でどれだけ早期に適切なことが行われたかというのが、これが決め手となるというようなことを言われておりましたが、光市のこうした現状の中で消防関係の、救急の皆さん方、非常に昼夜をわかたず懸命な献身的な取り組みをされているわけでありますが、今の救急車、そして担当されている人たちでこういう心臓停止呼吸停止、こういうものに対して適切な措置ができる人員配置、あるいは、そうした器具の整備についてどのようになっているのかお聞きいたしておきたいと思います。  それから、教育委員会関係でありますが、青少年の問題についてお尋ねをしたいと思います。電話の教育相談、いわゆるヤングテレフォン光ですか。こういう活動がされているわけですが、受理件数が156件。そしてもう一つは面接による教育相談。これが40件というふうに報告をされております。  市内の小中学校でも、また違う資料の中にも非行だとか、そういう補導のことも出ておりますけれども、とりわけ小中学校では学校現場でのいろいろな子供たちの登校拒否だとか、あるいは勉学の問題だとか、家庭での問題。現場任せでは非常に難しいんじゃなかろうかと、そういうまた声も一部聞いております。  例えばある一つの学校でそういう子供がおられた場合に保健室、あるいは事務室等で場所はそこで対応して、学校を挙げて、あるいは担任の先生が相談に応じられると思いますけれども、そうすると正規に授業をやっている時間に食い込まれるとか、言えば物理的に不可能だというケースもあるように聞いております。ですから、こうした相談活動、電話あるいは面接による活動を非常に重要な役割を果たしていると思いますけれども、例えば青少年ホームの中に学校の教師を退職された方、こういう専門家の方を配置をして、いつでもこういう相談に応じられる学校当局、あるいは担任の先生から父母との、子供との連携をとりながら相談に応じられるというようなシステムがとられているのかどうか。また、ないとすればこういう件数に対しての適正なアドバイスを行うことについてどのように今後取り組まれようとしているのかお尋ねをしておきたいと思います。  後は私も所属しております委員会の関係については委員会に回したいと思いますので、以上よろしくお願いします。 ◯議長(田中 虎男君) 水木市長。 ◯市長(水木 英夫君) ただいま衛藤議員から幾つかのお尋ねをちょうだいいたいしましたのでお答えを申し上げます。  まず、1点は本朝の読売新聞に当市の現状につきましての報道がございまして私も読ましていただきました。確かに仰せのようにその中に企業城下町という表現もございます。私自身、この表現は余り好きではありませんけれども、しかし、私どもの光市が過去終戦直後の被爆によりまして大変な大きな影響を持ちまして、そのために私どもの諸先輩が企業の誘致によりまして今日の発展を起こしてこられた。このことは決して間違いじゃございません。むしろこのことがゆえに当市の今日までの発展があると考えていいんじゃありませんでしょうか。そういった意味で私はお尋ねの中にございますように、この景気の好不況によります影響ですね、これについてお尋ねがあったんだと思うわけでございますけども、経済の上で景気の好不況が伴うのは当然でございまして、いつの場合もそういう経過をたどって日本の発展が今日までまつられてまいったというわけでございます。  したがいまして、私どもは製造業の主体とする当市の産業構造、これ自体をやはり将来もっともっと飛躍すべき基盤として発展を願っておるわけでございます。  このことは勤労者、従業員の方にとりましても大きな影響があるわけでございまして、わけても昨今の当市にはニッテツ電子という企業が誘致いたしまして以来、既に500人を超す従業員の方が働いていらっしゃいます。しかもその年齢構成は極めて若いことが特徴でございまして、まさに若者定住に大きなお力を貸していただいておるというふうに私は思うわけでございます。  同じように周防地区に誘致いたしました中小の企業でありますけれども、これも400名という方が働いていらっしゃいます。このように産業基盤というものは、やはりこのような製造業を含む事業の展開を図ることが極めて当市の発展につきまして重要だと考えておるところでございます。  しかし、一方では昨今の産業構造はいささか変化をいたしておることも事実でございます。このことは私は情報産業と申しておりますけれども、情報産業を光市にとりまして将来の発展になくてはならない新しい産業であるという認識を持っておるわけでございます。したがいまして、ソフトパークにつきましても、そういったことを中心に考えた上で現在誘致活動を展開しておるわけでございまして、そのことが将来、今一つの新しい産業といたしまして当市の発展になくてはならないそういった産業だという認識を持っておるのでございます。  また一方の現状の景気分析でございますけれども、既に御案内のように明るい展望が出つつあるというふうに言われております。9月の経企庁の発表でもございましたけれども、その中に当然のことながら当市の影響が出るわけでございまして……。  これまた本朝の日本経済新聞ですか、これステンレスの市況について出ておりましたけども、1つに2つ商品がございまして、1つはステンレスの現状は大変需要が増加しつつあるということが1点です。  2つめには沈滞しておりましたステンレスの販売価格ですか、これが逐次上昇しつつあるというふうな表現のある記事でございました。まさしく当市にとりまして明るい展望が見えつつあるんじゃないかというふうな認識を持ってるわけでございまして、ぜひとも1日も早い景気の回復を願ってやまない次第でございます。  以上、お尋ねに対しまするお答えをさしていただきました。 ◯議長(田中 虎男君) 田中総務部長◯総務部長(田中 治之君) 2点目の大企業2社の土地評価についてお尋ねがございました。固定資産の評価につきましては、自治大臣の示された基準に基づいて評価を行うわけですが、この辺につきましては国、県の指導により全体の評価をしていくわけです。同様に企業の2社の土地といえどもそういった基準に照らしながら評価を進めていくわけでございます。  この平成5年度分につきましては、平成3年度を基準年度とする評価基準によって税額計算、あるいは評価をしているわけでございます。ちなみに御存じのように平成6年度の基準年度につきましては、土地公示価格の7割程度というような制度改正がございましたけれども、平成5年分については、平成3年度の基準年度による評価ということで課税をしてまいっております。  資料の主要施策の成果の中でごらんいただいておりますように、こうした固定資産税の税額の中で2社分が示しておりますが、これは最も土地、家屋、償却資産というものの合計でございます。  それぞれの土地だけに関する詳細なちょっと資料を手元に持っておりませんけども、一般市内土地と同様に基準に従って評価を行っているというところでございます。御理解いただきたいと思います。 ◯議長(田中 虎男君) 山本市民部長◯市民部長(山本 昌浩君) それでは3点目のお尋ねにお答えします。  議員の方から市民相談に関するお尋ねでございました。市民相談はいわゆる市民の行政や日常生活に関する相談事を受け付けるということで市民生活係が担当しておりますが、その諸状況等につきましてはそれぞれ担当課の方に御依頼をし、関係者に対応しているというのが実態でございます。お尋ねはその他の項の4件の犬猫の処理状況でございますけれども、これは基本的には保健センターの方で対応いたしております。ですから、厳密にはこれは4件というのではなくて、その都度市民から通報がありましたものは、保健センターで対応いたしております。  特に野犬等については、議員の御指摘もございますけれども、我々も大変苦慮しております。基本的には、県の保健所と連携を図りながら適正な対応をいたしております。  それから、飼い犬等の飼育についても非常に最近は苦情が多ゆうございますけれども、これも自治会とか、広報とか、そういうところを通じながら啓発を図って進めておるというのが現状でございます。  それぞれ処理状況をというふうなお尋ねでございましたけれども、これにつきましては、また委員会の方で御答弁申し上げたいと思います。よろしくお願いします。 ◯議長(田中 虎男君) 山根消防担当部長。 ◯消防担当部長(山根 恒憲君) 4点目の救急活動の状況についてのお尋ねでございますが、御承知のように平成3年に応急処置の範囲が拡大されております。それに伴いまして特に心臓停止とか、呼吸停止とか、そういった部類の応急処置につきまして年間数件実際に活動していることがございます。  そのほかの応急処置につきましても年間合わせまして、ちょっと手元に資料がございませんから詳しくは申し上げられませんけれども、またこの件につきましては、追って報告をさしていただきたいと思います。  なお、器具の配置状況につきましては、応急処置の範囲が拡大されまして、それ以降平成6年、今年度も含めまして応急処置等の救急式材の整備に努めておるところでございます。  以上でございます。 ◯議長(田中 虎男君) 堀川教育長。 ◯教育長(堀川 昌典君) それでは青少年ホームにおける相談活動につきましてお答えをいたします。  今青少年ホームは、勤労青少年ホームと青少年センターと2つの形の中でやっております。その中での相談活動は、面接相談とヤングテレフォンと2つの形でやっておりますが、今あそこが6人体制で運営をしておりまして専門的にこの相談に応じるのは教職を退職をした2名の先生に中心になって応答をしていただいておるというところであります。  内容等、御承知かと思いますけれども、いろいろな子供の問題、あるいは有職、無職の青少年からかかってくる生活上の問題、多様でございまして、いろいろ専門的な知識も要るわけでございますが、特に専門の最たるものにつきましては、特別にまた2名の専門相談員の方を月に数回お見えいただいて、そこで専門的にはまた御相談をいただくというような体制もとっておるところでございます。  これからいろいろな相談の内容等が複雑多岐にわたることもございますので、こういった情報等もしっかり蓄えて対応には処していきたいと思っております。  以上でございます。 ◯議長(田中 虎男君) 衛藤議員。 ◯1番(衛藤 高靖君) ちょっと御答弁いただきましたことで確認をしていきたいと思いますけれども、1番目の2項の2大企業の工場用地の評価について土地だけの関係は今持ち合わせがないと言われたんですけれども、ぜひ過去にも委員会の中にそうしたいろいろ守秘義務だとか、何とか議会の本会議ではありましたけれども、最終的には資料を提出してもらった経過もありますので、平成5年度分について平成3年度評価基準ですね──所管の委員会に資料として提出をしていただきたいと思いますが、よろしいかどうかお聞きしておきたいと思います。  それから、ただいま堀川教育長からお答えいただきましたけれども、青少年ホームでありますと個々のということになると思います。ですから、今のテレフォン面接両方ともですね。ですから、先ほど申し上げましたように学校現場から校長先生あるいは担任の先生方からそういう話がないのかもわかりませんけれども、私が今まで聞いたところによると登校拒否なんかで情緒不安定だとか、その他非行の問題だとかいうことになると学校だけではなかなか難しいと思いますけれども、学校サイドだけで何とか解決していこうという努力をされている。しかし、それに携わる教員、職員の方、極端に言うとAという子供さんがそういう1人おるだけで非常に大変な労力も必要だと。親御さんに相談しようと思って伺うけれどもなかなか会えないとか、あるいは電話で約束しておってもきょうはちょっと時間が取れなくなったというようなことも具体的に聞いております。ですから、そういうことを一々学校現場の先生方がやっていたんではとてもじゃないまともな教育ができないと思うんですよね。ですから、青少年ホームにそういった各学校との連携も取りながらやっていったらもう少しうまく、そして学校に父兄の人がよく呼び出しをくったというような余り感じよくないんですよね。ですから、そういうことまで論議をされた経過はないのか。なければ将来的にはどうなのかなということでお尋ねしたんですが、もう一度お尋ねをしておきたいと思います。──よろしいです。 ◯議長(田中 虎男君) 堀川教育長。 ◯教育長(堀川 昌典君) 再度お尋ねにお答えをいたします。  今、先ほど申しましたことの中にも含まれておったわけですけれども、今、学校のいろいろな学校で手に負えないような問題というのもあるわけですが、これあたりは青少年ホームの方にも相談が持ちかけられてまいります。そして一緒になって、特に校外補導、家庭の問題というのには立ち入っていろいろ御支援を申し上げておるところであります。  また、これ御承知かと思いますけれども、近年、市民児童委員制度っていうのができまして、特に青少年のこういった問題だけを専門に扱われるという制度もできまして、この方たちも一緒になってこういった問題には対応しているところでございます。  したがいまして、いろいろな児童相談所あたりに及ぶような問題につきましても、その子供の状況がそこまで持っていくのかどうかというような判断につきましては、なかなか学校だけでは判定がしにくいということもございますので、青少年ホームも一緒に加わって、その辺の判断に応じる。で、その児童相談所からも青少年ホームにもお見えになるというようなことができておるわけでございます。  今後もそういった形で青少年の問題というのは本当に深刻でございますので、本当にどう言いますか、心の通う、徹底した問題は一過性にしていくというような姿勢で指導してまいりたいというふうに考えております。
    ◯議長(田中 虎男君) 田中総務部長◯総務部長(田中 治之君) 固定資産税の関係でございますが、可能な範囲でできるだけ御要望に沿えるよう努力してまいりたいとそのように思います。 ◯議長(田中 虎男君) ほかにございませんか。高橋議員。 ◯17番(高橋 由雄君) 本会議は1日だけですから……大体普通のこの近郊の議会では、決算の審査に当たっては特別決算委員会などつくりまして3日、4日かけるというようなところも多いんですが、光市の場合には、特に今回は市長選挙もあるというようなことで会期1日というのを了解したわけでございますが、それでちょっと質問が数ありますけれども、御協力をお願いします。  主として主要施策の成果についてというページで追っていきますんでよろしくお願いします。  13ページに総務費のところに文書事務についてと。正確で内容の行き届いた文書。2番目に簡潔、明瞭な表現の文書。こういうふうに役所の文書事務を大きく改善していこうということで努力されておりますし、また、今度のこの主要成果についても、今までよりも写真等も豊富に取り入れまして一転してわかるような努力はされておるということは認めますが、全体を見まして率直に言ってまだまだ正確で内容の行き届いた文書。簡潔、明瞭な表現の文書というような点では私はこれからも努力していただきたいというふうに思うんです。  それで、これは議会の方からも、我々の方からも改めていかなければなりません。この12ページに議会費というのが報告がございます。本会議が何回開かれて、委員会でどうのこうのとこう数字が載っております。ところが、平成5年度は議員定数を2名減らすと、是か非かということで特別委員会などをつくって議会のあり方、それから、その他についていろいろ相当大きな論議が行われました。そして議員選挙が行われて新しい議員の方々も出てこられました。これは恐らく議会の方は、自分たちで体験したことだからこの程度でわかるというようなお考えだったんだろうと思うんですけれども、これを見て一体2億7,000万円も使って金を議会はどういうことを1年間やっていたのかいうような問題について果たして主要施策の成果についてという報告──こういうものでいいのかという点では皆さん方の、執行部の方々の主要成果の報告についていろいろとお願いをする以前に、これは議会運営委員会を初めとして我々の方も次の決算などについては、やはりどなたが見ても、ああ、そうかと。議会っちゅうのはこういうのをやってきてるんかというのがわかるようにしていかなければならないと。これは私も議運の一員ですから、まず反省をしておきたいと、その上に立って一つお願いしたいんです。  統計の問題、決算を見る場合に過去10年間、ないしは過去5年間。その中で今度の決算がどうだったのか。どういう内容なのかというのを見やすくしてもらうと非常に助かるんです。それで、各部、課におきまして非常に懇切丁寧な内容になっているところとそうでないところ──非常にばらばらであります。私は編集は企画部で行われると思うんですが、少なくとも今文書事務について全職員に対して正確で内容の行き届いた文書。簡潔、明瞭な表現の文書という努力目標を掲げて努力をされている場合には、各部、課から上がってきた文書を──そりゃ大分手直しをされていると思うんですけれども、やっぱり5年なら5年、10年なら10年。一定の基準を設けて全体の動きの動向、そういうものがわかるようにひとつ御指導をお願いをしてまずおきたいと思います。  それから、もう1つは基本的な問題としては、市政の主人公は御存じのように市民であります。で、つい最近私の経験からいきましても役所の方に文書で提出した。ところが、半年たっても何の返事もない。それで電話をかけましたら「今担当者が出ておりますから担当者が帰って調べて御返事します」と言っても何の返事もない。いわゆる市長に対する陳情書、そういうものも当然出てまいります。それから、電話での要望も出てまいります。市民の窓口のところに出る相談っていうのは率直に言ってまだ微々たるものです。各担当のところへたくさん来ているんです。  で、我々も市民から相談を受けます。その場合にちゃんと書いてやっておきますが、それは市役所に寄せられる市民の要望に比べて全く微々たるものでありますけれども、悪気ではないけれども忘れてしまうことも大分あるんですね。ところが、なぜそうなるのかというふうなのを調べてみますと各部ばらばらなんです。いわゆる電話であれ、本人の来庁であれ、相談してきたもの、そういうものを受け付ける様式が統一されたそういうものが置いていないんです。あるのかもしれませんよ。私は見たことがないので……。  それでその各部、課の責任ある人が、電話であれ何であれ受け付けたものについてできるものはできる。できないものはできない。来年の予算に回してもらいたいというようなものをきちっと落ちなく把握して回答していかないといろいろと立派な施策をしていながら頼んだ市民はそのことだけなんです。受け取る市の職員はたくさんの仕事を抱えている。そういうことで一生懸命やっていながら「市役所は我々のことを一つも聞いてくれん」と、「しかも頼んでおいたものもナシのつぶてだ」「一体あなたは何という職員の方にお願いしたんですか」まあ、電話や何かですから名前よう聞いておりません。「今度は頼むときには必ず名前を聞いて連絡は取れるようにしておいた方がいいですよ」と。「どういう用件ですか。なら私は役所へ毎日行きますからどうなっているか確認をしてみましょう」というようなあれなんです。  一つその点で市長部局に出された陳情が何件ある、平成5年度の決算の中で。何件あって何件処理されて、何件は継続するのか。これは市長に対する陳情を基本にしながら建設なら建設、経済なら経済、教育なら教育、いろいろと要望が出されておりますが、その件数と解決されたものと、まだ解決されていないもの。そういうものをできるだけ詳しく報告をしていただきたい。数で結構ですから……。  市民からいろいろ問題を提起された問題について決算のときには、ひとつページぐらい取って市民要望、市民要求、そういうものが何回あって何ぼ解決されているかというのは、ぜひ明記をしていただきたいと思います。  これは我々がどうのこうのと言うだけではなくて、市長も言われましたようなアメニティのいわゆる心温まる人間性豊かな市政をつくっていく上において市に相談をしたことがどう処理されていっているのかという点では非常に重要な内容を持っておりますので、ひとつどの程度今整理されておるのか、今つかめれば御報告をお願いしたいと思います。  それから、今年度は先ほど市長、鈴木部長からも報告がありましたように平成5年度の特徴は何といっても市制50周年の節目の年であったと。同時に今まで経験したことのないような未曾有な水害に見舞われたということ。  それから、これまた経験したことのないような国の方が3回にわたる補正予算による総合経済対策などといって景気浮揚対策。しかもその中心を地方自治体に相当負担をかけてくるというような問題等々、平成5年度は財政を圧迫する要因というか、そういうものがたくさんあるわけです。しかも、先ほども指摘がありましたように今までいいときには約16億円ぐらいありました法人市民税が今や10億円になろう、いわゆる3分の2に激減するというような状況もまた大きな特徴でもあります。  こういうのを考えてまいりますと財政運営について厳しくやっていかなきゃならんという結論が出てくることはわからんこともないんです。しかし、限られたページだからやむを得ないのかもしれませんけれども、やっぱり平成5年度の特殊要因、そういうものを正しく把握をして、そして長期的な財政展望、その他を考えていきませんとやはりよろしくないんではないか。その点では残念ながら財政の総括については毎年毎年同じような総括のあり方であり過ぎないだろうか。50周年で使った予算も大分、それから総合経済対策で使われた予算、いろいろ後へ延ばす公債費も随分含まれておりますけれども、節目の50周年が過ぎたということで財政運営もほかに回せるような問題もたくさんあるわけですから、そこいらはもうちょっと財政分析の上において、やれ経常経費比率がどうのこうの、公債費比率が上がったからこれはどうのこうのと一般的にいうんじゃなくて、平成5年度の特殊要因、そういうものについてメスを入れる必要があると思いますが、どうでしょうか。  それから、もう一つは県もこれは反省をしてたんでありますけれども、総務の13ページのところの防災対策についてのところでございますが、5月25日に光警察署、光地区消防本部及び光市と共同で市内の主要危険7カ所の防災パトロールを実施した。本年は6月から8月にかけてかつてない大雨に見舞われ大きな被害を生じた。  防災対策などについても非常に形骸化するっちゅうか、防災の日とか何とかっていうんでそれなりの意義あるイベントが行われますけれども、実際そういうやり方だけでいいのかということを今回の災害は大きく我々に問いかけているんじゃないかというふうに思います。  それで、県の方も我々が危険だと思った災害防災場所を点検したところと全く違ったところが大崩壊している。今までの点検のあり方を根本的に改めていかなきゃならない、こういうコメントがあるんですが、光市の場合、5月に点検された危険7カ所と、それから尊い人命を2名失ったああいうところとどうだったんだろうかという点についてひとつお答えが願えればというふうに思います。  それで災害の問題について続けて言いますと、御崎町を中心とした、また終末処理場のところの海岸の防災については、今までの基準が低かったと、だからこんな大きな災害になったんだということで復旧するときに皆さん御存じのように強度を高めて復旧いたしました。しかし、残念ながら今度行われているいわゆる陸上部の災害復旧というのは旧態依然たる原形に復するんだというのがそのままに行われていると。ですからせっかく職員の方々が一生懸命やってでき上がっても大分御不満が多いんですよ、市民の中で。この災害の教訓を生かして災害を防止するという立場で災害復旧が残念ながら今の国の補助、県の補助、そういうもので行われるようなところは行われていないという現状ですね。  それから、もう一つは最近テレビをごらんになった方があるかもしれませんが、水不足の問題で山が放置され、枝打ちなどされていないために日が当たらない、下に木が生えないというところからたとえ山であっても針葉樹を中心とした山では雨が降ってもどっと流れてしまって保水力がないと、そういうようなところから根本的に改めていかなければならないんだということが強調されておりました。  非常に災害が、確かに大雨が降りました。しかし、災害が非常に大きくしたのは、雨がたくさん降ったからっていうのが根底でありますけれども、災害を大きくした中でこれから災害を防止するために我々が地道ではあるけれども手を打たなければならない問題があるのではないか、いうような点について今度の災害、これは土木でもそうでありますし、経済の方でもそうではありますが、どういう教訓をつかまれておられるのか。大きく周辺を開発して状況が変わった、条件が変わっていながら河川改修がそれに伴ってやっていってたんだろうかどうだろう。  平成5年度の決算の河川改修を見てみますと、一番大きいのは虹川の河川改修、ほかは微々たるものです。悪いけどほとんどやられていないと。虹川は工業団地の排水を的確に行うということでここは非常に力を入れているところです。これはこれで非常にいいことではありますけれども、やっぱり今度の災害の教訓から見まして災害がなぜ大きくなったのか、私はこの決算を論議する中で災害に強い町、安全な町、暮らしやすい町、そういうものをつくっていく上において、やはり今回の災害からの教訓をひとつ引き出していただきたい。現場の方が一番よく知っていると思いますので災害復旧について、ひとつ私は建設委員会ですから建設委員会ではまたゆっくりお聞きしますが、今回の教訓ですね、平成5年度の災害の教訓、そういうものについてありましたらお答え願いたいというふうに思います。  それから、戸籍の方についてちょっとお尋ねをしたいと思います。  フィリピンとあれがふえておりますですよね。外人登録で。急激にふえておる。まあ急激にふえておるったって11名とか、16名とか。その内容──というのはこれは非常に大きな社会問題になっております。きちっとした生業に登録をする人はなる人だろうと思いますが、正式に登録されていないんで飲み屋さんやら何やら働いているというような者が大きな社会問題になっておりますが、その戸籍のそこをひとつお願いしたいと思います。  続いて光市は人口定住問題、人口増加問題、非常に力を入れております。これを見ればわかりますように自然増でありますけれども、社会減である。そういう点で全体としては皆さん方が大変努力されておりますけれども、人口は減っております。その主な要因ですね、お願いしたいというふうに思います。  それから、ニッテツ電子さんも若い人随分雇って雇用の拡大に努力していただいたと。それから、工業団地でも400人、確かに一定の努力の成果というのが上がっております。しかし、残念なのは光市は大きな企業を中心とした工業の町であると同時にまだまだ田舎なんです。農業は非常に重視されなければなりません。  まあ時間がありませんからくどくど言いませんが、31ページ。海区漁業調整委員会委員選挙名簿。漁師の人が男14名、女21名、計35名漁業からやめていっておる。だから調整委員の名簿から外れていると思うんですね。農業者については、何とことし1年86人離農していっている。漁業や農業にとって人の力っていうのは農業生産力の大きなものであります。高齢によって自然にやめられるというのならいいんですけれども、農業人口がどんどん減っていくというようなことでは工業人口が一方でふえながら農業人口が漁業、農業合わせますと100人を超える人が一方では職業から離れていっている。働く者の数が減っていくというようなことを繰り返していんたんじゃ本当の意味でも安定した光市の発展にはならないと言わざるを得ないんです。それで農業問題についてはなかなか詳しく、しかもきめ細かい政策が展開されてることが記述されております。しかし、千田郷の問題が中心でありますけれども、大型化、そういうようなものだけでは光の農業の発展は非常に難しい。零細で家族的な農業、これが主流でありますから、今の政府の政策の方向では光市の農業の活性化というのは非常に難しい内容を持っておりますから光市独自の農業活性化対策というものが追求されていかなければなりません。もちろん大変ですからね。国の政策と違ったことをやらざるを得ない、そういう状況ですから、しかも農村部には大きな災害の被害があるいうような困難な状況を抱えている中でありますけれども、やはりそこいらあたりは農業や漁業者がどんどん減ってきている問題について担当者の方は本当努力しながら苦慮されていると思いますけれども、よく検討していただきたいと。  それから、幼児たちの、子供の長期展望について。  御存じのようにこの書類にありますように今、中学校、小学校の生徒がことしも100名以上の単位で激減します。しかし、幼稚園や保育園の3歳児ぐらいになりますとまた減っているのから増に逆転していっているわけですね。その点でちょっとよくわかりませんのでわかってましたら子供たちのこれからの保育園、幼稚園、小学校、中学校、学校教育においては非常に重要でありますので、いつごろから増に転じて、そして相当数ふえる可能性を持っている。もちろん長期的にはいろいろ人口の移動によって変わりますから、そう長い長期的な展望は難しいと思いますが、わかっている範囲内でひとつお願いしたいというふうに思います。  それから、ちょっと前後しますが、職員のところが報告をされております。ただ、職員の数は極力押さえて少なくしてるっていうけれども、行政需要はどんどん必要になってきます。嘱託とか、臨時職員、その雇用の数と、そういうものは今、嘱託、臨時職員、パート、市のあらゆるところの主力──主力とまではいきませんけれども、大きな役割を果たしつつあります。この数ですね。お願いしたい。ただ、こういう傾向は進みますと不安定雇用。ボーナスもなければ、年休もなければ──まあ全部がないとは言いません。不安定雇用がどんどん拡大して表向きは人数は少ないようであるけれども、実態はそうでないというようなやり方、これでいいのかどうかというような問題もありますのでお願いしたいというふうに思います。  まず第1回目はこれぐらいにしておきます。忙しいでしょうが、お答え願います。 ◯議長(田中 虎男君) ここで暫時休憩をいたします。再開は振鈴をもってお知らせいたします。                  午前11時18分休憩        ………………………………………………………………………………                  午前11時28分再開 ◯議長(田中 虎男君) 休憩前に引き続き会議を再開いたします。  鈴木企画調整部長◯企画調整部長(鈴木 正道君) 御質問にお答え申し上げます。私の方の所管についてお答えを申し上げます。  主要施策の成果の作成のあり方についてでございますが、幾つか御指摘をいただきましたけれども、統計表の過去のデータとの参照の問題でありますとか、あるいはこういった問題につきましては、要するに的を得た大事なポイントについてはきちんと記述をした資料の作成ということについて今後努力をさしていただきたいと思います。  それから、陳情、その他要望等の件数並びに処理件数の状況でございますが、平成5年度につきましては、いわゆる陳情は1件でございました。災害関係でこれは処理済みでございます。  そのほか各部門にわたりまして相当件数の要望が出ております。経済部関係、これは主に農林の災害関係でございますが、これにつきましては1,137件。それから土木関係におきましては、これが災害で278件。そのほかたくさんあるわけでございますが、例えばこの土木、それから農林関係について申し上げますと、土木関係で、災害で278件のうちおおむね処理件数は、ちょっとここに80%、100%というふうな数字が出ておるんでございますが、例えば復旧工事の113件のうちこれにつきましては約80%が処理済みであると。それから応急復旧工事、あるいは倒木とか、土砂の取り除きにつきましては、これはすべて処理済みでございます。  それから、農林関係の1,137件でございますが、このうち災害関係が1,087件──これにつきましては、現在のところちょっと処理件数のトータル等、統計数値が出ておりませんので別途調査したいと思っております。  それから、同じく決算年度の財政の特殊要因につきましては、これも先ほど申し上げましたように資料の作成の段階で的を得た表現なり資料の作成をするということで、今後努力をさしていただきたいと思います。 ◯議長(田中 虎男君) 田中総務部長◯総務部長(田中 治之君) 総務所管関係でお答えを申し上げます。  まず、職員数の中で嘱託等の人員が何人おるかということでございますが、本年の11月1日現在で嘱託が28名、臨時職員が9名、パート職員が34名ということになっております。病院につきましては、臨時職員が38、パート職員が19名ということでございます。  以上でございます。  それから防災対策の関係で防災パトロールにつきましてお尋ねがございましたのでお答えをいたします。  災害防止対策につきましては、市民生活の安全確保の観点から重要な行政課題と考えております。防災パトロールはその一端を担うものと考えております。  実施につきましては、事業課で把握されております市内の危険個所をリストアップいたしまして警察署及び消防署、そして市の関係部署と合同で毎年実施しているところでございます。  平成5年度は7カ所についてパトロールをいたしたわけでございますが、個所の選定につきましては、これまでも災害があり、今後も危険と思われる個所、あるいは造成中の個所及びため池等を中心にしております。  平成5年度は長雨と集中豪雨により2名の尊い犠牲者を出したわけでございますが、その後、これらを教訓にいたしまして防災パトロールの範囲を拡大していく等、防災関係機関とも十分協議、検討を重ねてまいりたいというように考えております。  以上でございます。 ◯議長(田中 虎男君) 山本市民部長◯市民部長(山本 昌浩君) それでは主要施策24ページにつきまして市民部所管の2点についてお答えを申し上げます。  まず、住民登録人口の減少要因でございますけれども、平成5年度末の光市の住民登録人口は主要施策の成果24ページに示すとおり4万7,732人で前年度に比較し25人減少しております。  光市の人口の動向につきましては、基本的には平成4年12月の人口定住対策プロジェクトチームによります光市人口定住対策調査報告書に示すとおり、昭和40年代の高度経済成長期には年々増加した人口も昭和58年をピークに減少傾向に、特に、昭和62年度以降は一貫して人口の社会減少数が自然増加数を上回るようになりまして、人口も減少傾向をたどっております。そして報告書では社会減の大きな要因の一つは若者の進学や就職による流出と分析をいたしております。  住民登録人口の動向を平成5年度について申し上げますと、自然増減では出生が416人、死亡が387人で29人の増。それから社会増減では転入等が1,954人、転出等が2,008人で54人の減となり、社会減が自然増を上回り、先ほど申し上げましたようにトータルでは25人の人口減となっております。  また、社会減の要因につきましては、細かい分析をいたしておりませんけれども、報告書と同様の傾向にあるものというふうに理解いたしております。  それから、次に国籍別外国人登録数におけるフィリピン人、ブラジル人の増加の要因についてのお尋ねがございました。これも下の表に示すように平成4年度に対して5年度では、フィリピン人が8人から11人に、ブラジル人が5人から16人に、合わして14人増加をいたしております。これらの主な増加要因は国際化の流れの中で日本人との婚姻、あるいは就労によるものというふうに理解いたしております。  以上でございます。 ◯議長(田中 虎男君) 山本経済部長。 ◯経済部長(山本 正義君) それでは災害に関係して御質問がございましたのでお答えを申し上げます。  御指摘のように災害復旧につきましては、国、県の補助をいただいて行っておるところでございまして、国の基準といたしましては、原形復旧が原則となっております。  したがいまして、今後の問題につきましても国の基準に従った原形復旧を中心に災害復旧をしていくことになろうかと思いますが、議員さん御指摘のように例えば自然環境の変化等によってそれに対応していかなければならない場合もあるかと思います。こういったものにつきましては、十分配慮いたしまして県、国とも協議をしながらできるだけそれに対応するよう心がけたいと考えております。  次に、農業、漁業者の人口の減少についてでございますが、大きな要因といたしましては、就農者の高齢化に伴う離農、あるいは漁業者の離れていくのに比べまして新規の就業者が比較的少ないというのが大きな原因であろうというふうに考えております。  国の施策だけでなくて市独自のものでという御指摘でございますが、現在、例えば農業でいいますとイチゴ、メロン、ミカン等の生産組合に対する定額の助成とか、あるいは転作奨励作物生産農家に対します国の奨励金にかさ上げをして助成をする。あるいは漁業でいいますと農家へのホームステイ事業を行ったりして新規の就業者を得るよう心がけておるところでございます。今後も光市独自のものについて十分検討をしてまいりたいと考えております。  以上でございます。 ◯議長(田中 虎男君) 黒田教育次長。 ◯教育次長(黒田 太一君) 園児数の今後の推移ないしは増加の見通しについてのお尋ねにお答えを申し上げます。  確かに4年度と比較いたしますと、5年度は園児数が若干増加しておりますが、6年度はわずかながらではございますが、減少の見込みでございます。  今後の動向でございますが、このようにわずかな増減を繰り返しながら推移するものと予測され、大幅な増加はないものと考えております。  以上でございます。 ◯議長(田中 虎男君) 高橋議員。 ◯17番(高橋 由雄君) わかりました。じゃあ鈴木さんの部長の答弁、ひとつ今後も御努力をお願いしたいというふうに思います。  それから、災害の教訓ですね、これもひとつ2度にわたる大災害で我々が十分知り得なかった光市の安全の問題についていろんな警告というか、教訓というか、そういうものを与えていると思います。そういうその災いを転じて福となすような対応で積極的に災害対策の見直し、そういうものについて取り組んでいただきたいというふうに思います。  それから、人口定住対策というのは市の重要は施策であります。委員会等でもやられると思いますが、ひとつ社会減の内容ですね。これはわずか1,000名程度のことでございますので、定住対策を根本的にどうすべきかというのが重要課題としてやられている以上、私はプロジェクトチームももう解散したんですか。あるとするならば自然──幸い光市は自然増である。社会減。その主な要因というものについてあんまりおおざっぱに見ずにひとつ検討をしていただいて、そこらあたりをどう歯どめをかけていくのかという点で一層の御努力を願いたいというふうに思います。  それから、災害復旧の問題について今山本部長が言われましたように、国の方の考え方が基本的に変わらないといけないということは言われるとおりであります。  ところが、御存じのように海岸の補修の場合には、主に県が対応したのかもしれませんが、基準を引き上げて復旧するということを速やかにやったわけですね。その点では国の方では、やれ、改革だとか、さきがけだとか、わからんようなことをたくさん言っておりますが、こういう問題については全く旧態依然たる問題なんですね。だから、あと住民の要望にこたえていこうとするならば監査が済む間に二、三年かかるそうですが、その終わった後、市の方でまた独自の財源で補強をしていかなければいけないような……せっかく一生懸命やりながら復旧してもらったが、余りにもあれが低いんで、復旧個所の高さが低いから、あれじゃ安心して寝られんなどというような復旧の仕方というのは、基本的には国の姿勢のあり方だと思うんですが、ひとつあらゆる機会を通してひとつ改革をするようにお願いをしたい。  それで、市独自で補強しなきゃならん問題については、ひとつせっかくやったんだからやられるように努力していただきたいと思います。  それから──これからますます財政が困難になるということで正規の職員の採用も押さえられていくと思うんですね。だけど臨時やら、嘱託やら、パートで、これだけの人間を要しなければ行政需要がどんどん高まるわけですから。こういう体制をとって補強していっているんだろうと思うんですが。やっぱり役所が先頭になって不安定雇用、同じ仕事をしていながら、その賃金は全く半分とか、3分の1というような雇用形態、こういうものは改善をしていくことが必要だと思うので、ぜひお願いをしたいと。  それから各課に市民から要望が出た件数を私はお尋ねをしたのは、ぜひ市民の要望を大切にしていただきたい。それで、頼んだ方はさっきも言いましたようにそのことだけを考えております。市の職員はいっぱい要望が出ますから十分至らないところもあるが、行政上ではこれは極めて重要なんです。ひとつ1,237件と膨大な数でありますけれども、経済部の方は、ぜひそれを把握していただいて済んでいるものと済んでいないもの、そういうものについてきちっとしていただいて市民から苦情が出ないようにお願いします。  この中で付け加えておきますが、農道の災害復旧については80万円かかろうが、100万円かかろうが一律10万円きり補助をしないというような要綱がいつつくられたのかわかりませんけれども、依然としてあるんです。農家の人たちは強い不満なんです。20万円の被害を受けた者も10万円。100万円の被害を受けた者も10万円。条例で載っているのかと見ましたら条例ではありません。要綱で決めているんです。やはりそこらあたりは余り硬直したものではなくて、今まであんまり光は災害が多くなかったからその程度で済んでいたんですが、教訓を生かしてもらってひとつ市民のニーズにあうような要綱の改正等もお願いしたいというふうに思います。  この各部、課に受けた陳情件数を見てみますと、我々が知らない間に担当部、課、係の方では膨大な仕事が来ているわけですね。だから、ひとつこういう数字を明らかにするのは、我々が不十分だからっていうんで指摘するだけじゃなくて、どれだけ市の職員が市民の要望にこたえるために頑張っているかという点でも明らかになる数字ですから、今後は恒常的にこういう市民からの要望をきちっと数字的にとらえて部長なり、課長なり、責任ある人たちがその要望をきちっと把握してできているのか、できていないのか、これは来年度予算に回すべきものか、今もやられていると思いますが、ひとつ落ちのないように御努力を願いたいというふうに思います。  それから、ちょっと第1回目の質問で落としておいたんですが、国民健康保険の問題。これ数字をもう時間がありませんから私の質問のくどくど申し上げませんが、非常に高齢者保険ですね、そちらに回す金が非常に多いんです。国庫補助と同じぐらいの金額がこれ見てみたら御存じのように高齢者、福祉の方へ回っちゃってるんですね。いわゆる国民健康保険では、中小、零細業者や農家や漁業、それから年金生活者というような極めて弱い人たちが加入しているのに国庫補助と同じぐらいの金額が他の保険会計に拠出されると。こういうやり方を容認していたらこれはあんた弱い者の税の値上げ以外を誘導する以外の何者でもありません。その点ではひとつ改善方を国、関係機関に強く要望していただかないと、これは将来大きな問題になると思いますが、もし御回答をいただければ御回答をいただきたいというふうに思います。  以上です。 ◯議長(田中 虎男君) 山本市民部長◯市民部長(山本 昌浩君) ただいま国保に関するお尋ねがございました。議員も御指摘のように国保事業は高齢者の増加、あるいは若年被保険者の減少など、構造的な要因からその財政運営は年々厳しさを増しておる現状でございます。  とりわけただいま議員から御指摘いただきました老人医療費の負担の影響が大きく国保事業にとって最大の財政圧迫要因となってきております。このため老人医療費拠出金にかかる老人加入率20%の上限枠を撤廃することが急務とされておりまして、現在国民健康保険中央会を初め全国市長会などにおいても強くこのことは国に要望しているところでございます。  今後とも引き続きまして制度の矛盾解消に向けて努力をしてまいりたいと思いますんで御理解賜りますようお願い申し上げます。 ◯議長(田中 虎男君) 高橋議員。残り時間5分前でございますので要点を簡潔に御発言をお願いいたします。 ◯17番(高橋 由雄君) 委員会がありますから、あと委員会等でやりますが、最後になりますが、この機会がないと言えませんので、先ほども衛藤議員が言われましたように我々は水木市長とは政治的立場が異なりますから12年間の間にその水木市政の評価をめぐっていろいろと個々の問題も含めて論議をしてまいりました。  しかし、とりわけ平成5年度は50周年、災害、それから総合経済対策などというような大変大きな問題が複合的にやられる困難な行政を強いられましたが、水木さんを先頭によくみんな頑張られて、個々の問題については、まだまだ市民の中に要望がありますけれども、おおむね大きな成果を上げてきたんじゃないかというふうに考えて間違いないと思うんです。本当御苦労さんでございました。  我々は、これからも市民本位の立場から頑張っていくつもりであります。どうか市長も御健康に留意されて一層光市発展のために御努力を続けられますように心からお訴えをしまして私の質問を終わります。ありがとうございました。 ◯議長(田中 虎男君) ほかにありませんか。河村議員。 ◯13番(河村 龍男君) 昨年は光市制50周年ということで大変意義の深い年でありました。また、水木市政12年の中でも大変大きな実績を残されたものであります。私は水木市長、大変大きな行事をなし遂げられたということで大きな評価をしておるところでありますが、特に下水道事業につきましては、短期間の間に50%を遂げられましたし、あるいは道路網の整備につきましては、特に農免道路、あるい虹ケ丘森ケ峠線でありますとか、立野橋、平成橋。私は常々都市の基盤というのは道路の整備にあるとそう申してまいりました。恐らく光市にとりましては海軍工厰大変大きな道路をつくっていただきましたけれども、そのために道路整備というものが大変おくれておりました。今回の道路網整備につきましては、恐らく光市の100年の計に当たるんではないか。大きな評価をしております。  そういった中で私は4年前に当選以来、常々イベント予算ということをお願いしてまいりました。特にまち興しにはイベントが必要である。そういう観点からお願いをしてまいったわけでありますが、なかなか認めていただくわけにはまいりませんでした。
     しかし、昨年50周年の記念行事ということでたくさんの行事をやられる中で今回決算書の中では記念行事実行委員会ということで4,588万円。ひとくくりになってございます。  昨年の予算審議の中で拝見しますと、青年会議所がFM虹ケ浜ということで1,900万円、それからウエーブ50でありましたか夜の祭典だったと思いますが600万円。この中の大部分を占める金額2,500万円を実は費やしております。予算の説明の中でもたどたどしい説明があったような記憶をしております。どういった目的あるいは意図、突然降ってわいたような予算ではなかったのかというふうに考えております。その目的、意図等についてお尋ねをしたいと思います。  また、ことしでありましたか、下松では駅の南、ただいまリジューム開発ということで再開発をされております。下松工業高校の生徒がたしか中古の部品等を使って100万円でFM下松というのをやられました。私は青年会議所の中身について詳しく知っておりませんので高い安いということを言うわけではありませんけれども、もう少し中身、十分に検討される必要があったのではないか。特に大きな金額を使っておりますので、どういった反省点があったのかお尋ねをしたいと思います。  それから、こういうイベントにつきましては、継続することが一番大切なことであろうと思います。常々光の夏ではサンドアートでありますとか、あるいはビーチバレーであります。お金も大してかからない行事を継続をされる。継続することが大変な事業になるわけですけれども、ことしその昨年やった行事が十分に生かされておるようには感じません。継続するということについてどういうふうにお考えなのかお尋ねをしたいと思います。  以上、昨年の記念行事の中からイベントにつきましてお尋ねをしたいと思います。 ◯議長(田中 虎男君) 水木市長。 ◯市長(水木 英夫君) 河村議員のお尋ねにお答え申し上げます。  昨年、御案内のように市制50年ということでさまざまな施設、あるいはイベント等を開催さしていただきました。その際にもお尋ねをちょうだいしたわけでございますけども、私としては5,000万円の枠をいただきたいということを皆様方に申し上げまして議会の承認をいただいたわけでございます。  その際、私の考えておりましたのは、若者の皆さんにぜひともこの50年というものを諸行事に参加いただいて光市の将来に対しまする発展の方策をともに考えていきたいという思いで参加をいただくことにしたわけでございます。  したがって、当時JCの皆さん、あるいは商工会議所の青年団の皆さん等にも申し上げまして計画の立案、同時に参加していただいたわけでございます。  したがって、目標とするところは、若者がみずから参加し得る町づくり、ここに視点を置いて進めてまいったつもりでございます。 ◯議長(田中 虎男君) よろしゅうございますか。(「はい」と呼ぶ者あり)ほかにありませんか。(「いいですか」と呼ぶ者あり)はい、どうぞ。河村議員。 ◯13番(河村 龍男君) それでは、ほかにもちょっとお尋ねしたいような気もいたしますが、よろしゅうございます。特にそれでは両決算書と申しますか、私は継続することが大切であろうと、こういうことを申し上げたつもりでございます。恐らく来年どういうふうに生かすのか、あるいは光というものが若い人を常に参加させながらどういった方向でまちづくりを進めていくのか。そういう意味で大切であろうと思います。  特に、昨年FM山口、FM虹ケ浜をやられる中で、中には購入せざるを得なかったもの等もあるんじゃないかと思うんですね。そういうものもちょっと見てみたいと思いますので、詳しい決算書を委員会の方へ出していただけたらと思います。 ◯議長(田中 虎男君) 水木市長。 ◯市長(水木 英夫君) 来年以降の問題についてお答えを申し上げるわけでございますけれども、私自身が今期をもって引退いたします。あえて答弁を差し控えさしていただきました。 ◯議長(田中 虎男君) よろしゅうございますか。ほかにありませんか。──なければ質疑を終結いたします。  これらの事件はお手元の議案付託表のとおりそれぞれの常任委員会に付託し、審査をお願いいたします。  なお、お諮りいたします。ただいま議題となっております認定事件8件は、地方自治法第109条第6項の規定により、それぞれ閉会中の継続審査に付することにいたしたいと思います。これに御異議ございませんか。               〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ◯議長(田中 虎男君) 御異議なしと認めます。よって、認定第1号から認定第8号までの8件は、それぞれ閉会中の継続審査に付することに決しました。        ────────────・────・────────────   日程第4.諸般の報告 ◯議長(田中 虎男君) 次に日程第4、この際、市長より諸般の報告を行います。  来る11月27日に任期満了となり退任されます水木市長が議員の皆様方にごあいさつを申し上げたいとの申し出がありましたのでお受けいたしたいと思います。それでは市長よりごあいさつをお願いいたします。水木市長。 ◯市長(水木 英夫君) ただいまは貴重な時間を賜りましてまことにありがとうございます。一言ごあいさつを申し上げます。  感無量でございまして、正確な原稿を読みうるかどうかわかりませんが、皆さん方にお礼のごあいさつを申し上げさしていただきます。  今月27日が私の任期ではございますが、本議会が私にとりましては最後の議会となりますのでいささか所感を申し上げ、締めくくりをさしていただきたいと思うわけでございます。  昭和57年に松岡市政を受け継がせていただきまして以来、早くも12年の月日が経過いたしました。  昨年は市制50周年に当たりまして光市と市民にとって大きな節目を皆様方と一緒に迎え、お祝いをすることができました。一つの到達点に来ることができた思いがいたしております。  かえり見ますと私自身、終戦直後の昭和21年から市役所生活を始め、今日まで48年の歳月を数えることとなります。まさしく光市政の半世紀の歩みの中に自らの人生があった。私を育てていただいたと考え胸に迫るものでございます。  一重に長い間御厚情をいただきました市議会の皆様方を初め、市民の皆様、そして多くの先輩や職員の方々のお陰でございまして、ここに深く感謝を申し上げます。  さて、私が市長に就任いたしました昭和57年当時はかつての高度経済成長が2度のオイルショックを終えまして低成長経済へ移行し、人々の意識もどちらかといえば安定を思考するようになり、心の豊かさや充足を求める時代を迎えようとしていた時代でございました。  このため私は人間性回復と個性あるまちづくりの理念を踏まえつつ、昭和63年に第三次総合計画を定め、人間性豊かな活力ある快適環境都市を市政運営の至上としてシビル・ミニマムとアメニティを軸にイレブン・プロジェクトを初め、多くの政策課題に皆様方の御協力をいただきながら取り組んでまいりました。  お陰をもちまして道路、下水、公園、あるいは教育、文化施設など、土地基盤の整備を初め産業活性化による若者定住対策や福祉施設の整備、ゴールドプランの策定など、高齢化対策にも一定の前進を見ることができたのではないかと思っております。中でもニッテツ電子の進出を見たことや周防工業団地の開発と企業の誘致、そしてコンピューターカレッジの開校に続くソフトパークの造成、ソフトウエアーセンターの設立は強く印象に残る事業でございまして大きな課題であります若者定住に少なからず役割を果たし得るものと期待をしているものでございます。  こうした市政の進展はいずれも市議会を初め、市民の皆様方の御理解と御協力の賜物であり、心から敬意を表し、改めて厚く御礼を申し上げます。  なお、今後21世紀を間近に控え、少子高齢化や若者定住、経済の活性化など、将来にかかわる多くの課題が山積みしております。間もなく誕生されます新しい市長を中心とされまして、光市がますます発展し、明るく住みよいまちとなりますよう心から念願する次第でございます。  最後に光市のますますの発展と市議会並びに市民の皆様方の御健勝、御多幸をお祈り申し上げ、御礼とお別れのごあいさつとさしていただきます。長い間本当にありがとうございました。(拍手) ◯議長(田中 虎男君) それでは議会を代表いたしまして、私からこの席より水木市長に対し、一言お礼の言葉を申し上げます。  水木市長さんには、昭和57年、市長に就任以来、3期12年の長きにわたり市政発展のために御尽力を賜り、衷心より感謝を申し上げる次第であります。  今後は健康に十分留意され、ますますの御活躍をお祈り申し上げますとともに引き続き市政の発展に御指導賜りますようお願いを申し上げ、退職されるに当たり厚くお礼を申し上げ、お別れの言葉といたします。ありがとうございます。(「ありがとうございました」と呼ぶ者あり)        ────────────・────・────────────   閉  会 ◯議長(田中 虎男君) 以上で本日の日程はすべて終了いたしました。  これをもちまして平成6年第5回光市議会臨時会を閉会いたします。大変お疲れでございました。                  午後0時05分閉会        ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━   地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。                     光市議会議長    田 中 虎 男                     光市議会議員    守 田   勉                     光市議会議員    大 木 孝 夫                     光市議会議員    藤 田 一 司...